少年ジャンプチャンピオンシップシリーズ(Shonen Jump Championship Series)とは2004年12月~2010年4月にアメリカで行われた大会です。
現在はYCS(Yu-gi-oh! Championship Series)という大会がアメリカやヨーロッパで行われていることが有名ですが、その前身となった大会です。
当時はヨーロッパでの開催はなかったため、アメリカ・カナダでのみ行われていました。
上位賞品のプロモーションカードは配布枚数が少なく、日本版・海外版を含めた全てのプロモカードの中でも大変希少なカードとなっています。
今回は少年ジャンプチャンピオンシップで配布されたプロモーションカードや上位賞について紹介します。
目次
少年ジャンプチャンピオンシッププロモカード一覧
デビル・フランケン(SJC-EN001)
2004年12月~2005年7月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント優勝者とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全9回であり、当時は世界に18枚しか存在しない希少なカードでした。
その後、2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」でも3枚配布されています。(その内1枚はクリスタルに入った状態で配布されました)
さらにその後、2009年1月14日に行われたイベントで賞品として約130枚配布されています。
そのため、世界に約150枚しか存在しません。
海外のオークションサイトでは、一時期偽物の出品が相次いで確認されていました。
デス・ヴォルストガルフ(SJC-EN002)
2005年8月~2006年4月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント優勝者とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全10回であり、当時は世界に20枚しか存在しない希少なカードでした。
こちらも、2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」で3枚配布されています。(その内1枚はクリスタルに入った状態で配布されました)
さらにその後、2009年1月14日に行われたイベントで賞品として64枚配布されています。
そのため、世界に約87枚しか存在しません。
収縮(SJC-EN003)
2006年5月~2006年12月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント優勝者とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全13回であり、当時は世界に26枚しか存在しない希少なカードでした。
こちらも2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」で3枚配布されています。(その内1枚はクリスタルに入った状態で配布されました)
さらに2009年1月14日に行われたイベントで賞品として64枚配布されています。
そのため世界に約93枚しか存在しません。
死のデッキ破壊ウイルス(SJCS-EN004)
2007年1月~2007年7月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント1~3位とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全10回であり、世界に40枚しか存在しない希少なカードでした。
こちらも2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」で3枚配布されています。(その内1枚はクリスタルに入った状態で配布されました)
また、2006年8月5,6日に開催されたイベントで、そのイベント内で配布されるカードと間違ってこのカードが配布されるというトラブルがありました。誤って配布された枚数は少なくとも3枚以上といわれています。
そのため、世界に約46枚以上しか存在しません。
封印の黄金櫃(SJCS-EN005)
2007年8月~2008年2月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント1~3位とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全8回であり、当時は世界に32枚しか存在しない希少なカードでした。
こちらも2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」で3枚配布されています。(その内1枚はクリスタルに入った状態で配布されました)
また、2009年1月14日に行われたイベントで賞品として64枚配布されています。
そのため、世界に約99枚しか存在しません。
死霊騎士デスカリバー・ナイト(SJCS-EN006)
2008年3月~2009年1月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント1~3位とサイドイベントの優勝者に配布されましたが、2008年3月8日に行われた「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」のみ本トーナメントの1~4位とサイドイベントの優勝者に配布されています。
期間内に開催された大会は全18回であり、世界に約73枚しか存在しない希少なカードです。
ダークエンド・ドラゴン(SJCS-EN007)
2009年4月~2010年4月に行われた当大会のプロモーションカード。
本トーナメント1~3位とサイドイベントの優勝者に配布されました。
期間内に開催された大会は全8回であり、世界に約32枚しか存在しない希少なカードです。
これらのカードは配布シーズン以後、別の大会の賞品などとしてわずかながら配布されており正確な枚数は分かりませが、出回っている枚数が少ない希少なカードであることは確かです。
少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会とは
「少年ジャンプチャンピオンシップ第50回大会」は2008年3月8日にアメリカのカルフォルニア州コスタメサで開催された大会です。
参加賞として大会記念オリジナルプレイマットが配布されています。
プロモーションカードと同じく「死霊騎士デスカリバー・ナイト」が描かれています。
今でこそモンスターのデザインされたラバー製のプレイマットは珍しくありませんが、当時は海外でも2,3種類しかなく、種類の多い海外でも初期のプレイマットといえます。
こちらは当チャンピオンシップの優勝者(写真左)です。
過去のプロモーションカードが5枚セットでクリスタルに入っているのは、優勝者のみに渡された世界に1つしかないモノになっています。
当チャンピオンシップシップの賞品は以下のようになっています。
1位
- クリスタル入りの過去大会のプロモーションカード5枚セット
- クリスタルに入っていない過去大会のプロモーションカード5枚セット
- 当大会のシーズンプロモーションカード「死霊騎士デスカリバー・ナイト」1枚
合わせて11枚のプロモーションカードが優勝賞品となっています。
2位
- 16GBのiPod Touch
- 任天堂DS
- 過去大会のプロモーションカード5枚の中から好きなカードを1枚
- 当大会のシーズンプロモーションカード「死霊騎士デスカリバー・ナイト」1枚
3位
- 任天堂wii
- 過去大会のプロモーションカードの残り4枚の中から好きなカードを1枚
- 当大会のシーズンプロモーションカード「死霊騎士デスカリバー・ナイト」1枚
4位
- 任天堂wii
- 過去大会のプロモーションカードの残り3枚の中から好きなカードを1枚
- 当大会のシーズンプロモーションカード「死霊騎士デスカリバー・ナイト」1枚
5位~8位
- 任天堂DS
9位~16位
- iPod Shuffle
- 最新弾のパック
サイドイベント優勝者
- 過去大会のプロモーションカードの残り2枚の中から好きなカードを1枚
- 当大会のシーズンプロモーションカード「死霊騎士デスカリバー・ナイト」1枚
サイドイベント参加者抽選
- 過去大会のプロモーションカードの残りの1枚
となっています。
その他の賞品
また最後となった2010年4月24,25日開催「少年ジャンプチャンピオンシップ第75回大会」では参加賞やTOP32賞品としてプレイマットが配布されています。
「トラゴエディア」のプレイマットは参加賞、「ダークエンド・ドラゴン」のプレイマットはTOP32に配布された賞品となっています。
その他、全大会を通して上位賞には、トロフィーや最新弾のパック(BOX)、音楽プレーヤーやゲーム機(ソフト)、海外版少年ジャンプの定期購読権利、別大会への出場権利などが賞品となっています。
まとめ
今回紹介したプロモーションカードはすべて配布枚数が少なく、大変希少なカードになっています。プレイマットも含め古いものから順に日本で見かけることは少ないと思います。
しかし、一番最近のプロモカードである「ダークエンド・ドラゴン」などは、日本のショップなどで見かけることができるかもしれません。
遊戯王
英語版のプロモカード入荷しました🤩
No.89 電脳獣ディアブロシス
ダークエンドドラゴン
の英語プロモになります‼️
✨どちらも貴重なカードです✨
現品限りなのでお早めに💨
お待ちしております💨#遊戯王 #ドラスタ #日本橋 pic.twitter.com/KA4Ie0Ud67— ドラゴンスター日本橋本店 (@ds_nipponbashi) 2018年8月26日
タイミングにもよりますが、実際に取り扱っているショップもあるみたいですね。
それぞれに値段の違いは見られますが日本での取り扱いは珍しいので、入荷の通知などがあった際には見に行ってみるのも良いかもしれません。
SJC終了以後は、現在でも行われているYCSが行われています。