【画像付き】妖精伝姫シリーズ全種類一覧まとめ【遊戯王】

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妖精伝姫シリーズ一覧サムネ

遊戯王には「妖精伝姫」シリーズと呼ばれるお伽噺をモチーフとした、光属性・魔法使い族・レベル4・攻撃力/1850・守備力/1000のモンスターカードが複数存在します。

どのカードもそれぞれ汎用性が高く、テーマデッキによっては複数枚の採用も考えることのできるモンスターたちです。

ここでは、そんな「妖精伝姫」のシリーズカードを紹介しています。

妖精伝姫シリーズ一覧

妖精伝姫-シラユキ

妖精伝姫-シラユキ

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
初出:2016年4月9日「ザ・ダーク・イリュージョン」収録

①の効果は特殊召喚時にも発動できるため、自身の②の効果や「リビングデッドの呼び声」・「強化蘇生」などの蘇生罠カードによって相手ターンに特殊召喚することで、展開や攻撃の妨害をすることができます。

墓地にカードが貯まりやすい「ライトロード」デッキや、除外された際に効果を発動する「不知火」デッキなどと相性が良いです。

その汎用性から日本では制限・準制限を経験しており、海外では海外先行テーマである「未開域」デッキと併用した際の凶悪性から禁止カードに指定されています。

妖精伝姫-ターリア

妖精伝姫-ターリア

「妖精伝姫-ターリア」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリバースした場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。②:相手が通常魔法・通常罠カードを発動した時、このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。その効果は「相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで裏側守備表示にする」となる。
初出:2016年7月9日「インベイジョン・オブ・ヴェノム」収録

①の効果で特殊召喚できるモンスターには一切の制限がないため、最上級モンスターを特殊召喚することも可能です。

②の効果はあって損のない効果ですが、通常魔法・通常罠のみにしか対応しておらず、このカードがフィールドに存在している時点で相手も警戒しているため、相手のキーカードをピンポイントで止めるには少し工夫が必要となります。

妖精伝姫-シンデレラ

妖精伝姫-シンデレラ

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにこのカード以外のフィールドのモンスターを魔法カードの効果の対象にできない。②:1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から装備魔法カード1枚を選んでこのカードに装備する。その装備魔法カードはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
初出:2016年10月8日「レイジング・テンペスト」収録

このカードを2体並べることで、①の効果によりフィールドの全てのモンスターを魔法カードの対象に取れなくすることが可能です。

②の効果は任意の装備魔法カードを装備することができるため、発動に必要なコストを踏み倒せたり、魔法使い族専用の装備魔法である「ワンダー・ワンド」などを装備できるため優秀な効果となっています。

妖精伝姫-カグヤ

妖精伝姫-カグヤ

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。相手はそのモンスターの同名カード1枚を自身のデッキ・EXデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできる。墓地へ送らなかった場合、このカードと対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
初出:2017年1月14日「マキシマム・クライシス」収録

①の効果は「妖精伝姫」をサーチすることができる効果であり、自身もサーチできる点が最大の特徴となっています。

②の効果はフリーチェーンのため、相手のターンに発動することで攻撃や展開の妨害をすることができます。ただし、完全に妨害できるとは限らないため、相手への牽制といった役割が大きくなりそうです。

妖精伝姫-ラチカ

妖精伝姫-ラチカ

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。相手は500LP回復する。その後、相手はこの効果を発動したプレイヤーのデッキの上からカードを3枚確認し、その中から1枚を選ぶ。自分は相手が選んだカードを手札に加える。残りのカードはデッキに戻してシャッフルする。②:このカードが戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。このカードを墓地へ送る。
初出:2020年12月5日「SELECTION 10」収録

①の効果は相手に情報アドバンテージを与えてしまうため、なるべくデュエル序盤で使用したい効果です。

②はダメージ計算前に任意で発動できる効果なので、巻き戻しが発生せず、ダメージを受けることなくバトルを終了することができます。

さいごに

「妖精伝姫」シリーズは全てレベル4なので、エクシーズ召喚にも繋げやすいほか、攻撃力も1850と決して低くないためデュエルの序盤から終盤まで活躍の機会があります。

また、「妖精伝姫-ラチカ」以外の「妖精伝姫」シリーズ4種類全てがノーマルレアとしてパックに収録されていたこともあり、デッキに採用しないデュエリストにも人気のあるカードとなっています。

2016年~2017年に発売されたパックに収録されて以降、2020年に新規カードの登場がありました。

今後も新規カードの登場次第追加していきます。