遊戯王には「エラーカード」と呼ばれるカードが存在します。
エラー内容は様々ですが、その中に「ネームエラー」と呼ばれるエラーがあります。
本来印刷されるカード名とは別のカード名が印刷されてるカードや、名前のみレアリティが異なっているカードなど、「ネームエラー」カードにも様々な種類が存在します。
ここでは海外では割と流通している英語版のネームエラーカードを紹介します。
有名なカードからマニアックなカードまであるので、エラーカードに興味のある方は最後まで見てみてください。
海外版ネームエラーカード一覧まとめ
前述したように、ネームエラーカードにもいくつか種類がありますが、今回は、カード名が間違っているカード・カード名の印刷にミスがあったカードを紹介します。
別のカード名になっているエラーカード
E・HERO カオス・ネオス
英語版『Gladiator’s Assault』の1st Editionに収録されている「E・HERO カオス・ネオス」のホログラフィックレアに見られるエラーカードです。
型番は「GLAS-EN036」
カード名が「レインボー・ドラゴン」になっています。
ドラゴン・アイス
こちらも英語版『Gladiator’s Assault』に収録されている「ドラゴン・アイス」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「GLAS-EN084」
カード名が「スーパービークロイド-ステルス・ユニオン」になっています。
カオス-黒魔術の儀式
こちらは英語版『Premium Pack』に収録された「カオス-黒魔術の儀式」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「PP01-EN002」
カード名が「マシュマロン」になっています。
「マシュマロン」は同じパックに収録されており、型番も「PP01-EN003」と隣のためにできてしまったエラーカードです。
ゲート・ガーディアン
型番「MRD-000」の「ゲート・ガーディアン」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
カード名が「トライホーン・ドラゴン」になっています。
こちらは右下のホログラムがなく、実際のカードも四つ角が丸まっていません。
こちらはパックに封入されているエラーカードではなく、廃棄品が出回ったモノです。
そのため、英語版『Metal Raiders』を開封しても当たることはありません。
サウザンド・ドラゴン
型番「MRD-143」の「サウザンド・ドラゴン」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
カード名が「竜騎士ガイア」になっています。
こちらも前述の「ゲート・ガーディアン」とカードの特徴が同じであり、廃棄品のみが出回っています。
そのため、英語版『Metal Raiders』を開封しても当たることはありません。
ヨーロッパ版『DARK BEGINNING 1』レアカード
ヨーロッパ版英語表記の『DARK BEGINNING 1』に収録されている字レアのカードに見られるエラーカードです。
字レア全31種類にカード名の間違っているカードが存在します。
カード名の印刷にミスのあるエラーカード
竜騎士ガイア
英語版『Legend of Blue Eyes White Dragon』のアンリミテッドエディションに収録されている「竜騎士ガイア」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「LOB-125」
本来シークレットレアであるはずが、カード名のみウルトラレアとなっています。
トライホーン・ドラゴン
こちらも英語版『Legend of Blue Eyes White Dragon』のアンリミテッドエディションに収録されている「トライホーン・ドラゴン」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「LOB-000」
こちらも前述した「竜騎士ガイア」と同様、本来シークレットレアであるはずがカード名のみウルトラレアとなっています。
※画像は用意でき次第掲載します。
マジシャンズ・ナビゲート
英語版『2017 Mega-Tin Mega Pack』に収録されている「マジシャンズ・ナビゲート」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「MP17-EN110」
カード名にある「NAVIGATION」部分の2つ目の「A」のシークレット加工が逆になっています。「A」の中の三角形がシークレット加工されており、点のようになっています。
十二獣の会局
こちらも英語版『2017 Mega-Tin Mega Pack』に収録されている「十二獣の会局」のシークレットレアに見られるエラーカードです。
型番は「MP17-EN212」
前述した「マジシャンズ・ナビゲート」同様、カード名にある「BARRAGE」の2つ目の「A」のシークレット加工が逆になっています。
英語版『Tactical Evolution』レアカード
英語版『Collectible Tins 2007 Wave 2』に封入されている『Tactical Evolution』に収録されている字レア全18種類に見られるエラーカードです。
本来字レアのはずが、名前のみシークレットレアになっています。
字レアとシークレットレアの名前の加工は少し似ているため、今回紹介している他のエラーカードよりも少し地味なエラーカードです。
- 「ハウンド・ドラゴン」:「TAEV-EN004」
- 「ヴァリュアブル・アーマー」:「TAEV-EN022」
- 「ネオスペース・コンダクター」:「TAEV-EN032」
- 「E・HERO マリン・ネオス」:「TAEV-EN041」
- 「スネーク・レイン」:「TAEV-EN052」
- 「デュアル・サモン」:「TAEV-EN056」
- 「召喚師のスキル」:「TAEV-EN057」
- 「守護神の矛」:「TAEV-EN059」
- 「戦線復活の代償」:「TAEV-EN060」
- 「ダメージ=レプトル」:「TAEV-EN067」
- 「蛇神の勅命」:「TAEV-EN068」
- 「凡人の施し」:「TAEV-EN072」
- 「マジック・キャプチャー」:「TAEV-EN076」
- 「トラップ・キャプチャー」:「TAEV-EN077」
- 「オーシャンズ・オーパー」:「TAEV-EN081」
- 「サウザンド・アイズ・フィッシュ」:「TAEV-EN082」
- 「マンモ・フォッシル」:「TAEV-EN086」
- 「竜影魚レイ・ブロント」:「TAEV-EN087」
の全18種類です。
海外版ネームエラーカードの価値や価格は?
海外版のエラーカードは日本のエラーカードと比べると流通していますが、カード全体としてみるとやはり流通量は少なく、カードショップやネットショップ、オークションやフリマアプリでは高い値段が付くカードも多いです。
今回紹介したカードの中では、「E・HERO カオス・ネオス」や「ドラゴン・アイス」などは海外でも流通量があまり多くなく、状態にもよりますが数千円~数万円する場合もあります。
逆に、「マジシャンズ・ナビゲート」や「十二獣の会局」などは、大きなエラーではないこともあり、状態にもよりますが数百円~数千円で購入できる場合もあります。
海外版エラーカードはどこで入手できる?
海外版のエラーカードを取り扱っているカードショップは少ないため、オンラインショップやオークションでの購入が主となります。
こちらの記事ではエラーカードを取り扱っているサイトやショップを紹介していますが、海外版のエラーカードを購入する場合はセカイモンがオススメです。
海外のオークションサイト「eBay」に出品されている商品を日本語のページで購入することができます。また、購入後の手続きややり取りも日本語のサポートが付いているので、安心して取り引きすることができます。
海外版のエラーカードは日本での流通が少ないため、日本より流通している現地の出品者から欲しいエラーカードをピンポイントで購入できる点はとても便利です。
まとめ
今回は海外版のネームエラーカードについて紹介しました。
今回紹介したネームエラー以外にも
- ネームずれエラーカード
- ネームレスエラーカード
など一点モノが多いですが、カード名に関するエラーカードは種類も多く、コレクション性があります。
気になるエラーカードが見つかったら、購入してコレクションしてみるのも良いでしょう。
今後も別の種類のエラーカードなどを紹介していきます。