今やデッキの必須カードとなっている「灰流うらら」
その汎用性の高さから、大会上位のデッキに限らず大会に参加している人のほぼ全てのデッキに採用されています。
このページではそんな「灰流うらら」の使い方や対策方法の他、レアリティごとの値段や相場を比較し、オススメの「増殖するG」を紹介しています。
目次
「灰流うらら」の主な使い方
こちらは2017年1月と少し前の動画ですが、「灰流うらら」がどのようなカードに対して発動できるのか、また発動できないのかなど使い方が詳しく紹介されています。
発動タイミングが多いカードなので、どのカードを止めるのが良いかは実際に使ってみると覚えやすいでしょう。
汎用カードとして環境でもよく見かける
- 「増殖するG」
- 「終末の騎士」
- 「マスマティシャン」
- 「強欲で貪欲な壺」
- 「おろかな埋葬」
- 「テラ・フォーミング」
などの他、テーマデッキでは
- 転生炎獣デッキの「転生炎獣ガゼル」
- オルフェゴールデッキの「スクラップ・リサイクラー」
- サンダー・ドラゴンデッキの多くの「サンダー・ドラゴン」関連カード
など、使用者の多いテーマデッキのカードに対して効果を発揮できます。
そのため、このカードを上手く使いこなすことでデュエルの勝率が上がる可能性も十二分にあります。
「灰流うらら」レアリティごとの値段や買取相場
「灰流うらら」は、トップレアリティである20thシークレットレアからノーマルまでの全8種類のレアリティが存在するため、採用できるレアリティの幅が広くなっています。
2019年5月以降のリミットレギュレーションでは準制限になっているため、デッキに2枚まで採用できますが、2枚とも同じレアリティで揃えると見栄えも綺麗になるのでオススメです。
- ここでは美品の相場を紹介しているので、状態によっては記載額より安く購入することも可能です。
- カードの値段はショップや時期によって変わります。あくまで目安として参考にして下さい。
20th シークレット
2019年2月9日発売『20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION』収録 先述した通り、このカードは一番低いレアリティでノーマルまで存在するため、トップレアリティで揃えている人はほとんどおらず、デッキの見栄えで周りと差をつけるにはもってこいなレアリティとなっています。 しかし相場も相場なので、デッキに入れる用というよりはコレクター向けアイテムと言えるでしょう。 |
プリズマティックシークレットレア
2021年2月6日発売『PRISMATIC ART COLLECTION』収録 同レアリティの旧イラスト版と比べると相場は高くなっています。 こちらも、デッキに入れる用というよりはコレクター向けアイテムと言えるでしょう。 |
2021年2月6日発売『PRISMATIC ART COLLECTION』収録 新イラスト版よりは相場が低いものの、こちらも高額となっています。 |
プレミアムゴールド
2020年2月9日発売『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』収録 『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』にて新しく登場した新イラスト版の「灰流うらら」です。 同じレアリティの旧イラストと比べるとこちらの方が高額になっています。 |
2020年2月9日発売『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』収録 こちらは既存イラストのプレミアムゴールドレア。 高額となっている新イラスト版と同時収録ということもあり、こちらはそこまで高額にはなっていません。 |
シークレット
型番は上から「RC03-JP010」・「PAC1-JP016」 『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』にて新しく登場した新規イラストのシークレットレア。 |
型番は上から「MACR-JP036」・「RC02-JP009」・「20TH-JPC85」・「RC03-JP010」・「PAC1-JP016」 先述した20thシークレット・プリズマティックシークレットレアの値段と比べると相当安くなっており、「デッキを高レアリティで組みたい!」という方にはオススメとなっています。 |
アルティメット
2018年2月10日発売『RARITY COLLECTION -20th ANNIVERSARY EDITION-』収録 高レアリティでデッキを組む人はシークレットレアを選ぶ人が多く、アルティメットレアを使用している人は案外少なかったりします。 デッキのレアリティに少しアクセントを加えたい方にオススメです。 |
コレクターズレア
2020年2月9日発売『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』収録 『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』にて新しく登場した新規イラストのコレクターズレア。 |
型番は上から「RC02-JP009」・「RC03-JP010」 コレクターズレアのカードは種類が少なく、1枚デッキに入っているだけでも目に留まるレアリティです。 「シークレットレアやアルティメットレアだとありきたりすぎるなぁ・・・」という方はコレクターズレアを選ぶと良いでしょう。 |
ウルトラ
2020年2月9日発売『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』収録 『RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-』に新しく収録された既存イラストのウルトラレア。 |
スーパー
型番上からは「MACR-JP036」・「PAC1-JP016」 収録パックの関係上、ウルトラレアよりもスーパーレアの方が高くなっていましたが、採録された影響で若干ですが相場が下がっています。 |
ノーマル
2018年12月8日発売『ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-』収録 「レアリティはこだわらないからとにかくデッキを安く組みたい」という方はノーマル一択です。 |
「灰流うらら」の対策方法
自分が使えば強力なカードは、相手に使われると厄介なカードでもあります。
現在「灰流うらら」の対策になるカードとしてよく採用されているカードや、今後採用されるであろうカードを紹介します。
墓穴の指名者 | |||||
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①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。 | |||||
「灰流うらら」に限らず、「増殖するG」や「エフェクト・ヴェーラー」など手札誘発カード全般に対して有効なカードの1枚です。 手札誘発モンスターの効果にチェーンする形で発動し、その手札誘発モンスターを除外することで、効果の発動を無効にできます。 「灰流うらら」同様、このカードも現在必須カードとして多くのデッキに採用されています。 |
抹殺の指名者 | |||||
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このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:カード名を1つ宣言して発動できる。宣言したカード1枚をデッキから除外する。ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。 | |||||
先述した「墓穴の指名者」と同じく、「灰流うらら」などの手札誘発モンスターの効果に対してチェーンして発動することで、効果を無効にすることができます。 「墓穴の指名者」と比べ、自分のデッキに同名カードがなければならないというデメリットはありますが、こちらは魔法・罠カードも無効にすることができるので、「灰流うらら」に限らず広範囲のカードを無効にすることができます。 |
ミレニアムアイズ・サクリファイス | |||||
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「サクリファイス」+効果モンスター ①:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、相手のフィールド・墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手の効果モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。②:このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。③:このカードの効果で装備したモンスターと同名のモンスターは攻撃できず、その効果は無効化される。 | |||||
融合モンスターですが、専用サポートカードの「サクリファイス・フュージョン」などにより融合素材が比較的そろいやすく、「簡易融合」や「金華猫」からも特殊召喚できるので、使いやすいカードです。 このカードも①と③の効果により、「灰流うらら」などの手札誘発モンスターの効果にチェーンして効果を発動し、相手の墓地のその手札誘発モンスターを装備することによって効果を無効にすることができます。 |
まとめ
今回は大会上位のデッキに限らず、多くのデッキに採用されている「灰流うらら」について紹介しました。
今後も多くのデッキに必要とされるカードなので、まだデッキに採用していない方や、採用を考えていた方は是非デッキに入れてみてください!