遊戯王カードの第3期シリーズは、2002年5月16日発売「新たなる支配者」から2004年2月26日発売発売「ファラオの遺産」までの9種類のパックです。
原作やアニメの登場キャラクターが使用したカードが多く収録されています。
コレクターに人気があり、今でもカードショップやオークションに出品されることも。
ここでは第3期ブースターパック9種類の特徴や現在の相場を紹介します。
ショップに在庫がある場合はショップの、在庫がない場合はAmazonのリンクを掲載しているので、購入の際の参考にしてみてください。
目次
第3期ブースターパック一覧
2期のブースターパック「Spell of Mask -仮面の呪縛-」から引き続き、3期のブースターパックにも原作出身のカードがアルティメットレアで再録されています。
パック裏面の収録内容には記載されていないシークレットレア・アルティメットレアのカードが数種類収録されていますが、この2種類のレアリティは1箱から合わせて1枚出るか出ないか。
そのため全てのカードを揃えることは大変困難でした。
また、ウルトラレアのカードにはパラレルレアも存在します。
新たなる支配者
再録カードは「真紅眼の黒竜」・ノーマルレアは「ナイトメアを駆る死霊」 アルティメットレアの「真紅眼の黒竜」を収録しているだけあり、3期の中ではそれなりに人気のあるパックとなっている。 |
全50種類とありますが、以下の6種類は枚数にカウントされていないため実際には全56種類です。
- 「301-051」・「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」
- 「301-052」・「バイサー・ショック」
- 「301-053」・「クイズ」
- 「301-054」・「命の綱」
- 「301-055」・「拷問車輪」
- 「301-056」・「真紅眼の黒竜」
また、ノーマルレアの「ナイトメアを駆る死霊」には、カード名が黒ではなく白になっているエラーカードが存在します。
ユニオンの降臨
再録カードは「リボルバー・ドラゴン」・ノーマルレアは「ネコマネキング」 このパックから「ユニオン」が登場した。 |
こちらも全50種類とありますが、以下の5種類は枚数にカウントされていないため実際には全55種類です。
- 「302-051」・「XY-ドラゴン・キャノン」
- 「302-052」・「XYZ-ドラゴン・キャノン」
- 「302-053」・「XZ-キャタピラー・キャノン」
- 「302-054」・「YZ-キャタピラー・ドラゴン」
- 「302-055」・「リボルバー・ドラゴン」
シークレットレア・アルティメットレアは再録の「リボルバー・ドラゴン」を除き「XYZ」シリーズで統一されているため、他の3期のパックと比べると当時からあまり人気のないパックになっています。
黒魔導の覇者
再録カードは「バスター・ブレイダー」・ノーマルレアは「ネコ耳族」 このパックから「魔力カウンター」などの「カウンター」が登場した。 |
こちらも全50種類とありますが、以下の4種類は枚数にカウントされていないため実際には全54種類です。
- 「303-051・「超魔導剣士-ブラック・パラディン」
- 「303-052・「二重魔法」
- 「303-053 ・「拡散する波動」
- 「303-054 ・「バスター・ブレイダー」
後述する「混沌を制す者」と同じく未開封品の流通量が少ないため、3期の中では入手の難しいパックとなっています。
しかし、流通量と比較して相場はそれほど高くありません。
ガーディアンの力
再録カードは「カオス・ソルジャー」・ノーマルレアは後述する6種類。 現在においてもノーマルレアの収録枚数は最多となっている。 |
こちらも全50種類とありますが、以下の4種類は枚数にカウントされていないため実際には全54種類です。
- 「304-051」・「カイザー・グライダー」
- 「304-052」・「亜空間物質転送装置」
- 「304-053」・「コストダウン」
- 「304-054」・「カオス・ソルジャー」
また、ノーマルレアは以下の6種類。
- 「304-015」・「異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン」
- 「304-016」・「天界王 シナト」
- 「304-017」・「黒炎の騎士-ブラック・フレア・ナイト-」
- 「304-018」・「幻影の騎士-ミラージュ・ナイト-」
- 「304-019」・「バーサーク・デッド・ドラゴン」
- 「304-020」・「エクゾディア・ネクロス」
これらのカードはアニメ「乃亜編」で使用されたカードであり、アニメでのプレゼント企画もありました。
そのため、プレゼント企画で配布されたカードの再録ということになります。
配布されたカードの未開封は大変希少であり、現在ではまったく流通していません。
闇魔界の脅威
再録カードは「暗黒魔族ギルファー・デーモン」・ノーマルレアは「迷犬マロン」 「チェスデーモン」シリーズや「終焉のカウントダウン」などを収録。 3期ではこのパックより、パックの表紙のカード(このパックでは「ジェノサイドキングデーモン」)にもアルティメットレアが登場した。 |
こちらも全50種類とありますが、以下の3種類は枚数にカウントされていないため実際には全53種類です。
- 「305-051」・「生贄の抱く爆弾」
- 「305-052」・「アヌビスの裁き」
- 「305-053」・「暗黒魔族ギルファー・デーモン」
混沌を制す者
再録カードは「マジシャン・オブ・ブラックカオス」・ノーマルレアは「大盤振舞侍」 後に長い間禁止カードとされた「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」と「混沌帝龍 -終焉の使者-」の2枚を収録。 |
こちらは全55種類とありますが、以下の2種類は枚数にカウントされていないため実際には全57種類です。
- 「306-056 」・「混沌帝龍 -終焉の使者-」
- 「306-057」・「マジシャン・オブ・ブラックカオス」
強力な2枚を収録していることもあり、現在の流通量は3期一の少なさとなっています。
相場も3期の中では最も高くなっています。
暗黒の侵略者
再録カードは「封印されしエクゾディア」・ノーマルレアは「月風魔」 「マンジュ・ゴッド」や「地砕き」などの強力なカードも収録している反面、リメイクカードなどのネタカードも収録している。 |
こちらも全55種類とありますが、以下の2種類は枚数にカウントされていないため実際には全57種類です。
- 「307-056」・「暗黒の侵略者」
- 「307-057」・「封印されしエクゾディア」
過去カードのリメイクやコナミ作品が元ネタとなっているカードを合計22種類も収録しており、その道のコレクターには今でも愛されているパックです。
また、表紙の「混沌の黒魔術師」も非常に人気のあるカードとなっており、3期の中では比較的相場の高いパックとなっています。
天空の聖域
再録カードは「人造人間-サイコ・ショッカー」・ノーマルレアは「封印師 メイセイ」 「代行者」シリーズや、初の帝モンスター「雷帝ザボルグ」を収録。 |
こちらも全55種類とありますが、以下の2種類は枚数にカウントされていないため実際には全57種類です。
- 「308-056」・「デビルマゼラ」
- 「308-057」・「人造人間-サイコ・ショッカー」
3期のなかでは、現在でも未開封品が比較的流通しているパックです。
相場もそこまで高くなく、これから未開封パックのコレクションをしようとしている方には始めやすいパックだと思います。
ファラオの遺産
再録カードは「竜騎士ガイア」・ノーマルレアは「コザッキー」 「沼地の魔神王」や「レベル制限B地区」などの強力カードを収録。 |
こちらも全55種類とありますが、以下の2種類は枚数にカウントされていないため実際には全57種類です。
- 「309-056」・「エンド・オブ・アヌビス」
- 「309-057」・「竜騎士ガイア」
現在では3期の中で最も安価で入手可能なパックです。
収録しているスーパーレア以上のカードに人気のカードがなく、その収録内容も相場に影響していると言えるでしょう。
まとめ
3期のパックは初期のパックと比べるとそこまで高額なモノは少なく、これからコレクションする人でも集めやすいと思います。
また、Amazonで販売されている絶版のパック類は高額になっている場合が多いので、カードショップやオークションでの購入がオススメです。